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脂肪吸引の名医とは

脂肪吸引に向き合って約20年

美容外科医になり、修行して開業し、気づけば20年近く経ちました。

これだけの期間脂肪吸引を中心に診療し続けているので当然なのかもしれませんが、様々な媒体や企画から、「脂肪吸引の名医」として監修や執筆の依頼、意見を求められることも多くなってきました。

しかし、ふと考えることがたまにあります。「名医」っていったい何でしょう?どんな医師が名医といえるのでしょうか?

脂肪吸引に向き合って約20年

手術が上手いだけでは、
名医とは言えない

こと美容外科に限るのであれば、それは手術が上手い医師に決まっています。さらに脂肪吸引についてならば、

  • 安全に(術中、術後ともに)
  • 体の負担を少なく(無駄な時間をかけず迅速、かつ丁寧に)
  • 多くの量を取り細くする

誰もが考える脂肪吸引の名医の条件は、こんな感じですよね。

ニーズに応え、
「理想」を把握する

しかし、当院が考える名医としてこれらは最低条件です。
当然に持ち合わせているべきものであり、日々改善、進化させていく必要もありますが、これらは理想を叶えるための技術にすぎません。

ニーズに応え、「理想」を把握する
  • 幅の広いニーズに応えられる
    センスがあるか?
  • 一人ひとりそれぞれの理想を
    把握できるか?

これこそが名医の条件ではないでしょうか?

「理想」はお一人ずつ違う

患者様一人ひとり、目的やライフスタイルが違います。

吸引量で言えば、タルミが出ても極力細くしたい人もいれば、ライン重視の人もいる。ラインが不自然にならないギリギリまで希望する人もいます。

そのためには「これ以上はタルミや凸凹ができる」限界を理解して、実際その手前まで取れる技術が必要で、それを実現できるのは「名医」です。

「理想」はお一人ずつ違うる

ダウンタイムにも
「正解」はない

ダウンタイムに関してもそうです。体への負担が少ない吸引技術は当たり前に備えているべきもの。

そのうえで、各患者様が用意できるダウンタイムに合わせた限界まで吸引するのが名医です。

同じ太ももの脂肪吸引でも、立ち仕事で3日しか休めない方、一か月後にご自身の結婚式がある方、自宅でのリモートワークが可能な方、全て違う脂肪吸引になるべきです。

部位だけでなく、
全身をイメージできるか

また、全体的なイメージを持つことも重要な要素になってきます。

今後、他の部位も考えているのか、スカートが多いのか、足や腕を出す仕事なのか、骨格がウェーブ、ストレート、ナチュラルでも違ってきます。

カウンセリングでいくら全体像を把握しても、実際の手術中はかなりの余裕と視野の広さが無ければ局所だけを見た脂肪吸引に終わってしまいます。

手術の対象部位と全身のイメージをはっきりと結び付けられる医師が名医と言えます。

部位だけでなく、全身をイメージできるか

「名医」は
クリニックではなく、
個人の医師

手術を行うのは個人の医師であり、クリニックではありません。

厳しい言い方かもしれませんが、技術、経験、センスは教えて何とかなるものではなく、医師個人の適正に向上心と長年の修練が加わってやっと名医に近づくものだと思います。まだまだがんばります。

「名医」はクリニックではなく、個人の医師