胸
胸
Condense Rich Fat
もともと脂肪注入豊胸は、プロテーゼ(シリコンバッグ)やヒアルロン酸等の異物を利用した豊胸手術と比べて、安全性の高い手術と言われてきました。しかし、生着率(期待できる大きさ)の低さ、手術後の感染・しこり等の後遺症、合併症、リスクなど、いくつかの問題を抱えていたことも事実です。
コンデンスリッチ豊胸術では、それらの問題を大きく改善することが可能になりました。
従来の脂肪注入はもちろん、これまで高い定着率といわれていた脂肪幹細胞注入をも大きく上回る脂肪注入定着率を実現。
プロテーゼ(シリコンバッグ)やヒアルロン酸の豊胸では、異物感や破損、胸の拘縮・変形等のリスクを伴いますが、自身の脂肪を注入する豊胸では、こういったリスクがありません。
また、生着率が上がることで、今まで大きな問題となっていた脂肪壊死による炎症を抑える事が可能になり、死活・破損細胞片などの不純物が除去されるため、しこり・石灰化のリスクを下げることもできます。
直径数mmの穴で注入が可能なので、術後の痛みは少なく、手術跡の心配もほとんどありません。
また、手術時間も、脂肪幹細胞注入に比べ大幅に短くなりました。
当院では、年間1000件を超える脂肪関連手術を行っております。脂肪吸引よりも高度な技術が必要とされる脂肪注入において、大胸筋内、筋膜上下、乳腺下、皮下と、細かい層に分けて、なめらかに注入することでリスクを抑え、定着率を上げています。
当院には、日本全国はもちろん、海外からも多数の患者様が来院されます。プロテーゼバッグによる豊胸では術後にマッサージのため定期的な来院が必要となりますが、遠方にお住まいの方にはなかなか困難です。脂肪注入豊胸は、身体への負担を抑えることが可能で、手術当日の来院のみにすることもできます。
大阪雅美容外科では安全に対して様々な取り組みを行っております。詳しくはこちらをご参照下さい。
ヒアルロン酸注入 | シリコンバッグ | 脂肪注入 | 脂肪幹細胞注入 | コンデンスリッチファット | |
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治療内容 | ワキの付け根、アンダーバストなどから、注射器でヒアルロン酸を注入する。 | 通常、ワキの下から、胸筋をはがしてスペースを作り、人工のバッグを挿入。 | 吸引した自分の脂肪を、専用の器具を使いバストに注入する。 | 吸引した自分の脂肪組織から幹細胞を抽出し、注入用脂肪とともにバストに注入する。 | 吸引した自分の脂肪をコンデンス(濃縮)技術により、濃縮脂肪細胞(CRF)とし、バストに注入する。 |
適応 | 痩せ型から肥満体型すべて | 痩せ型から肥満体型すべて (ただし、やせ型だと不自然になりやすい) |
標準体型から肥満体形まで | 肥満体型のみ (十分採取脂肪があること) |
痩せ型から肥満体型まで |
触感 | グミのような触感 (脂肪より固い) |
バッグの種類を問わず、多少の違和感があり。 | 自然 (しこりが生じることあり) |
自然 | 自然 |
形 | 自由 | バッグの形に依存 | 自由 | 自由 | 自由 |
サイズ | 0.5カップ程度 | 2カップ以上も可能 | 0.5~1カップ程度 | 1~2カップ程度 | 1~2カップ程度 |
定着率 (個人差があります) |
- | - | 約30~40% | 約60% (理論値) |
約80% (263例のデータ) |
持続効果 | 1~2年で吸収される | 半永久的 ※破損、拘縮があれば取り出し |
長い | 長い | 長い |
施術時間 | 30分 | 約1時間 | 約2時間 | 最低でも6時間 | 約2時間半 |
注入する 脂肪の質 |
- | - | コンデンスされていない脂肪 (死活・老化細胞を含む) |
コンデンスされていない幹細胞脂肪 (死活・老化細胞を含む) |
コンデンスされた健全な脂肪細胞(CRF) |
FDA公認 | なし | バッグの種類による | - | なし※1 | あり※2 |
術後の痛み | ほとんどない | 非常に重い | 比較的軽度 | 比較的軽度~中等度 (吸引量が多い場合) |
比較的軽度 |
主な合併症 | しこり | カプセル拘縮 | 石灰化、脂肪壊死 | 少ない | 少ない |
メリット | 注射をするだけの即効性 | 短時間で、やせ型でもすぐバストアップできる | 脂肪吸引による痩身効果もある | 脂肪吸引による痩身効果もある | 脂肪吸引による痩身効果もある |
※1オプション:セリューションのみ自己血輸血装置として認可(脂肪注入用、美容外科領域に認可されていない)
※2オプション:自己脂肪注入(チュメセント注入・脂肪吸引・脂肪細胞収集・フィルタリング・脂肪注入)にて、体と顔に臨床使用する
通常の遠心分離の約25倍のG(圧力)をかけ、良質な脂肪細胞のみをのこす。
コンデンスリッチファット(健全な脂肪細胞)と排泄オイル(ウェイト効果によりつぶれてしまった老いた脂肪細胞)を分離
全てのプロセスを空気に触れないシリンジ内で行い、健全な脂肪細胞の酸化(劣化)を防ぐ。
症例写真
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