ホームケア
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AGA
大阪雅美容外科では厚生大臣の認可を受けた、公益社団法人日本毛髪科学協会が発行する毛髪診断士の資格を持ったスタッフが男女1名所属しておりますので、性別を気にせずお気軽にご相談頂けます。
脱毛は男女を問わず起こる可能性がありますが、その原因は性別によって異なります。また、男性では 女性よりかなり早い時期に発症します。
男性型脱毛症(男性患者の 99%):
成人男性の3分の1に進行性に発症し、前頭部や頭頂部に軟毛化がみられる脱毛症で、男性の脱毛の主な原因であり、男性患者全体の99%を占めます。男性型脱毛症は互いに関連する次の3つの要因によって引き起こされます。
A遺伝:
一般的な脱毛は、どちらかの親から受け継がれた特定の遺伝子によって起こります。
Bホルモン:
アンドロゲン、テストストロンおよびそれに関連するホルモンであるジヒドロテストストロン(DHT) があると、毛包が退行し死滅する原因となります。
C年齢:
人によって異なりますが、一般には加齢とともに脱毛は進行します。
男性型脱毛症(女性患者全体の95%):
女性では、ホルモンの変化および加齢により35~40歳になる頃までに頭頂部を中心に軟毛化(髪の分け目)、発毛の減少が始まります。
ライフスタイル:
ダイエット、ダイエット剤、一部の避妊薬、飲酒、強く引っ張る行為、喫煙、ストレス。
化学物質およびヘアスタイル:
染毛、パーマ、強力なシャンプー剤、スプレー剤など。
特定の疾患、状態、薬剤:
貧血、妊娠、甲状腺およびホルモン障害、化学療法など。
日本人の平均的な髪の毛の本数は、約10万本といわれ、正常な状態でも1日に50本から100本が抜け落ちています。しかし、ほぼ同数の新しい髪の毛が生まれているため、10万本をほぼ一定に保っています。
ところが、この抜け落ちる毛と新しく生えてくる毛のサイクルが崩れることによって、薄毛の症状がみられるようになります。
正常な髪の毛は、「成長期」2~5年、「退行期」2,3週間、「休止期」3か月を経て、やがて抜け落ちます。
髪の毛の成分は、頭皮の毛母細胞で作られています。毛母細胞で作られた髪の毛は次々と上部へ押し上げられ、やがて毛幹になります。1つの毛母細胞は1本の髪の毛を2年から5年をかけて作り続け、この期間を「成長期」と呼びます。
成長期の後、毛母細胞で髪の生成が衰える「退行期」に移行し、期間はおよそ2、3週間続きます。
「退行期」を過ぎると毛母細胞の活動は完全に止まります。この期間を「休止期」と呼び、約3か月続き、髪の毛は自然と抜け落ちていきます。髪の毛が抜けた後の毛母細胞はしばらく休止し、その後また髪の毛を作る活動を再開します。
また、通常10万本のうちの約10%にあたる1万本が、「休止期」の状態にあたります。
正常な毛髪サイクルの期間が繰り返されている時は一定の髪の毛の量を保っています。しかし、「成長期~退行期~休止期」のサイクルが崩れ、成長期において毛髪が育ち切る前に退行期に移行してしまうことで、髪の量が少なくなり、薄毛の症状が出てきます。
当院では、日本皮膚科学会ガイドラインをもとに、科学的根拠のある高い治療を採用しています。
FDAが育毛剤として公式に認可している成分です。血管拡張作用(血管の平滑筋に直接作用して末梢血管を拡張させるといわれている)が頭皮の血行を促進し、毛根を刺激しつつ栄養を与えることで、発毛を起こさせていると言われています。
臨床データでは、塗布タイプのミノキシジルは主に頭頂部に効果があると報告されていますが、ミノキシジル内服薬は特にこめかみや前頭部(毛のはえぎわ)にも効果があることが知られています。体内からミノキシジルの成分が吸収されるため、効果的に脱毛を停止させ、高い発毛効果が期待できます。
フィナステリドは、男性型脱毛症診療ガイドラインでにおいて「内服療法の第一選択薬として用いるべきである。」とされています。男性型脱毛症では、男性ホルモンであるテストステロンがⅡ型5α-リダクターゼと結合することで、ジヒドロテストステロンへと変換されてしまうことが原因のひとつとして考えられていますが、フィナステリドは、その5α-リダクターゼを阻害する働きがあります。
ただし、フィナステリドは女性には使用不可なため、ビビスカルを採用しています。
最新の女性用発毛剤であり、まだガイドラインでの扱いはありませんが、他の女性用発毛剤よりも臨床試験にて有効性が示されています。抜け毛を減少させ、毛髪の密度を増し、健康な硬毛数を増加させることで、毛周期における成長期を伸ばすことが証証明されています。
薄毛の中でも、男性と女性でも治療法は異なり、遺伝、ホルモン、年齢など、原因が変われば治療法も異なってきます。「薄毛」と言えども、「脱毛症」という病気であることには変わらないため、決して自身で解決しようと思わず、症状を改善するためには専門家のいるクリニックで治療を受ける必要があります。
自己治療の危険性として、他にも次のような理由が挙げられます。
料金は下記施術全て込みの価格となっております。
1ヶ月あたり ¥30,000
当院ではデュタステリドと外用ミノキシジルの施術はセットに含まれておりません。その理由は下記の通りです。
デュタステリド:最新の治療薬のため、ガイドラインに未採用である。
外用ミノキシジル:エビデンスレベルが内服の方が高いため。
セット料金には含まれていませんが、希望があれば別料金となりますが処方致しますので、お気軽にお知らせ下さい。
症例写真
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